「屋根工事を依頼したいけど、屋根って何年持つの?」
「そろそろメンテナンスが必要かもしれないが、どの屋根材を選べば経済的なのだろうか?」
このような疑問や悩みをお持ちではないでしょうか?
屋根は建物を守る盾であるため、その耐久性や寿命に関する情報は、高額な工事で失敗しないために欠かせません。
しかし、情報が複雑で、どの情報が正しいのか判断に迷う方も多くいらっしゃいるのが現状です。
そこで本記事では、主要な屋根材の耐用年数をプロの視点から比較し、ご自宅の屋根の寿命を延ばす具体的な方法、さらに信頼できる工事業者を見抜くポイントまで解説します。
くらしラボは、埼玉県川口市を中心に、地域に密着した自社施工で屋根工事や外壁塗装などを行っております。
10年、20年先まで快適に暮らせるような屋根工事を実現させるために、無料点検で住宅の構造や気候など考慮した上で、最適なプランをご提案いたします。
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屋根工事における「耐用年数」とは

屋根工事における耐用年数とは、その屋根材が「安全に・問題なく機能し続けられると想定されている期間」のことです。
雨風を防ぎ、建物を守る性能が保てる年数の目安であり、素材や施工方法によって長さは変わります。
ここからは、耐用年数について詳しく解説します。
国税庁が定める別紙の概要
屋根工事に関して、国税庁が定める耐用年数は、主に「法定耐用年数」という形で不動産の減価償却費を計算するために用いられます。
建物の取得費用を耐用年数に応じて費用計上するための税法上の基準であり、実際に屋根材が持つ物理的な耐久年数とは異なることを理解しておくことが必要です。
たとえば、木造または合成樹脂造の建物に付随する屋根は、建物の構造に準じて定められることが一般的です。
国税庁の定める「主な減価償却資産の耐用年数表」において、建物の種類や構造(木造、鉄骨鉄筋コンクリート造など)によって年数が一律に定められています。
木造の住宅の場合、法定耐用年数は22年です。
この法定耐用年数は、あくまで経理上の概念であり、屋根材の物理的な寿命が尽きたからといって即座に工事が必要になるわけではありません。
メンテナンスの時期を判断する際は、必ず専門家による物理的耐用年数の診断を優先してください。
参考文献:国税庁|主な減価償却資産の耐用年数表
耐用年数を左右する要素
具体的に屋根材の耐用年数を左右する主な要素は、以下の通りです。
| 地域の気候条件と立地環境 | ・紫外線(UV): 塗膜を劣化させる最大の原因であり、日照時間の長さは寿命に直結します。 ・潮風(塩害): 海沿いの地域では、塩分が金属系屋根材(ガルバリウム鋼板など)の錆の発生を著しく加速させます。 ・降雨、降雪: 雨水が滞留しやすい緩勾配の屋根は、水が浸入しやすくなり、屋根材や下地の劣化を早める原因になります。 |
| メンテナンスの実施頻度 | 屋根材に合わせた最適な周期(スレートなら約10年ごとなど)で再塗装や部分補修を行うことで、劣化の進行を効果的に食い止め、結果的に屋根の寿命を大幅に延ばすことが可能です。 |
| 施工時の品質と技術 | どんなに高品質な屋根材を選んでも、ルーフィング(防水シート)の重ね幅の不足や、屋根材の固定が不適切といった施工不良があれば、数年で雨漏りや剥がれといった重大な不具合が発生し、本来の耐用年数を全うできません。 |
屋根材の実際の寿命は、カタログに記載されている数値を鵜呑みにできるものではなく、多種多様な外的・内的要因によって大きく変動することが一般的です。
これらの要因を事前に知っておくことで、ご自宅の屋根が劣化しやすい環境にあるかどうかを判断する目安にできます。
【屋根工事の耐用年数比較】主要な屋根材の寿命

屋根工事の費用対効果を長期的に判断するためには、各屋根材が持つ固有の耐用年数を正確に把握しておく必要があります。主な屋根材は、以下の通りです。
- スレート屋根
- 粘土瓦(日本瓦・洋瓦)
- ガルバリウム鋼板
- トタン屋根
ここからは、それぞれの屋根材の寿命について詳しく解説します。
スレート屋根
スレート屋根は、セメントを主原料とした薄い板状の屋根材であり、初期費用が比較的安価であることから、国内の戸建て住宅で最も普及している屋根材です。
一般的な物理的耐用年数は20年〜30年程度とされていますが、この年数は定期的な塗装メンテナンスが前提となります。
スレート材自体には防水性能がないため、その防水機能は表面に塗布された塗料の塗膜に依存している側面もあります。
塗膜が紫外線などで劣化し剥がれてしまうと、スレート材が水分を吸いやすくなり、ひび割れやコケが発生しやすくなるでしょう。
耐久性を維持するためには、塗膜の寿命に合わせて7年〜10年ごとに再塗装を行うことが必要です。
粘土瓦(日本瓦・洋瓦)
粘土瓦は、粘土を高温で焼き固めているため、表面に塗料の塗膜を持たず、極めて高い耐久性を誇ります。
瓦本体の物理的耐用年数は、種類や環境にもよりますが、50年〜80年の長期にわたることが期待できる点が最大の特長です。
塗り替えの必要がないため、メンテナンスの手間が少ないことが大きなメリットです。
しかし、瓦自体は長寿命であっても、屋根全体を構成する漆喰や瓦の下に敷かれているルーフィング(防水シート)は経年劣化します。
そのため、瓦屋根であっても、漆喰の詰め直しや防水シートの交換といった部分的なメンテナンスは、20年〜30年ごとに必要になることが一般的です。
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム、亜鉛、ケイ素の合金でメッキ処理された金属板であり、軽量性と高い防錆性能を両立させた屋根材です。
その物理的耐用年数は、適切なメンテナンスを行うことで25年〜40年程度が期待でき、近年の屋根リフォームや新築で人気を集めています。
ガルバリウム鋼板のメリットは、瓦屋根の約1/10という驚異的な軽さであり、住宅の耐震性向上に大きく貢献する点です。
さらに、優れた耐久性を持つ一方で、サビの発生を完全に防ぐことはできません。とくに海岸沿いの塩害地域や、屋根に傷がついた箇所からサビが進行しやすくなります。
耐久性を最大限に引き出すためには、10年〜15年ごとに防錆効果のある塗料での再塗装が推奨されています。
デメリットとしては、スレート屋根に比べて初期費用が高くなる傾向があることや、雨音が他の屋根材より響きやすい点です。
トタン屋根
トタン屋根は、鋼板に亜鉛メッキを施した最も安価な金属屋根材であり、かつては住宅や倉庫などで広く使われていました。
他の屋根材と比較して、物理的耐用年数は10年〜20年程度と短めであることが特徴です。
トタン屋根のデメリットは、サビが発生しやすいという点にあります。
メッキが剥がれたり、塗膜が劣化したりすると、そこから急速に鋼板が腐食し、最終的には穴あきや雨漏りに繋がります。
そのため、耐久性を保つためには、5年〜8年ごとの頻繁な再塗装が必要となり、長期的に見るとメンテナンスコストが意外とかさむ恐れがあることを頭に入れておきましょう。
屋根工事の依頼をする上で屋根材を選定するポイント

屋根工事における屋根材の選定は、単に好みや初期費用だけで決めるべきではありません。
屋根材選びで失敗しないためには、とくに以下の3つのポイントを念頭に置きましょう。
- 地域の気候に適した屋根材を選ぶ
- 家の構造との相性を考慮して選ぶ
- 長期的なコストのバランスを踏まえて選ぶ
詳しく解説します。
地域の気候に適した屋根材を選ぶ
屋根材の耐久性は、その地域特有の気候条件に大きく左右されます。
そのため、お住まいの地域で実績の豊富な業者に相談し、地域の気候に適した屋根材を選ぶことが、寿命を延ばすための基本です。
たとえば、埼玉県川口市周辺は、夏場の高温や都市部特有のヒートアイランド現象による熱負荷、そして冬場の乾燥といった気候特性があります。
遮熱性の高い塗料をスレート屋根に採用したり、熱伝導率が低い瓦屋根を選択したりすることが、住宅内の温度上昇を抑え、屋根材への負担軽減が可能です。
弊社のような地元に密着した専門業者であれば、川口市での豊富な施工事例に基づき、長持ちする最適な屋根材を提案できます。
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家の構造との相性を考慮して選ぶ
屋根材を選ぶ際は、住宅の耐震性や構造的な強度との相性を考慮することが重要です。
とくに築年数が経過している住宅や、耐震補強を行っていない住宅の場合、重すぎる屋根材を選択することは、地震時のリスクを高める可能性があるためです。
たとえば、もともと軽量なスレート屋根の住宅に対し、重い粘土瓦への葺き替えを行う場合は、建物の基礎や構造部に補強が必要になる可能性があります。
一方で、軽量なガルバリウム鋼板であれば、建物の重心を下げ、耐震性の向上に繋がります。
屋根を軽量化する工事(カバー工法やガルバリウム鋼板への葺き替え)は、日本の地震リスクを考慮すると有効な選択肢の一つです。
必ず建築士や専門業者に相談し、ご自身の住宅構造に無理のない屋根材を選定するようにしてください。
長期的なコストのバランスを踏まえて選ぶ
屋根材を選ぶ際、初期費用が安いからといって安易に決断するのは賢明ではありません。
屋根工事のコストは、「初期費用」と「メンテナンス費用」のトータルで判断すべきだからです。
具体例として、スレート屋根は初期費用が安いですが、7〜10年ごとに再塗装(約60万〜100万円)が必要になります。
対して、粘土瓦は初期費用は高いものの、瓦本体は50年以上メンテナンス費用がかからず、長期的に見るとメンテナンスコストが安くなる可能性があります。
ご自身がその家に何年住む予定かという「ライフプラン」を考慮し、「初期費用」と「耐用年数期間中のメンテナンス費用」のバランスを比較検討することが、経済的で合理的な選択となるでしょう。
屋根の耐用年数を延ばす具体的な方法

どんなに耐久性の高い屋根材を選んだとしても、メンテナンスを怠れば、その本来の耐用年数を全うすることはできません。
屋根の耐用年数を延ばす方法は、主に以下の通りです。
- 定期的に点検や清掃を行う
- 耐久性に優れている塗料を選ぶ
詳しく解説します。
定期的に点検や清掃を行う
屋根の耐久性を維持する上で重要なことは、定期的な点検と軽微な清掃を欠かさないことです。
屋根は普段目に見えない場所であるため、問題が発生して初めて気づくことが多く、その時点ではすでに大規模な修繕が必要になっているケースが少なくありません。
具体的な点検の頻度として、5年〜7年ごとに専門業者による無料診断を依頼することを推奨します。この点検では、プロが以下の問題がないかをチェックします。
- スレート屋根のひび割れや欠け
- 塗膜の剥がれや色褪せ
- 瓦のズレや割れ
- 谷板金や棟板金(むねいたがね)のサビや浮き
- 雨樋の詰まりや破損
コケや落ち葉などが屋根に堆積すると、水が滞留しやすくなり、屋根材の腐食や劣化を加速させます。
専門家による点検で初期の小さな問題を発見し、すぐに補修や清掃を行うことで、大規模な工事への発展を防ぎ、結果的に屋根の寿命を大幅に延ばすことが可能です。
耐久性に優れている塗料を選ぶ
とくにスレート屋根や金属屋根の場合、塗料の耐久性がそのまま屋根材の寿命を決定づけることになります。
塗料のグレードを上げることは初期費用を押し上げますが、再塗装の周期を延ばすことができるため、長期的なメンテナンスコストを抑えることが可能です。
塗料には、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機塗料など、多種多様な種類があり、それぞれ耐用年数が異なります。
| シリコン塗料 | 費用対効果のバランスに優れ、耐用年数は10年〜15年程度です。 |
| フッ素塗料 | 優れた耐久性を持ち、耐用年数は15年〜20年程度と長いため、再塗装の頻度を減らしたい場合に適しています。 |
| 無機塗料 | 塗料の中でも最高グレードの一つであり、耐用年数は20年〜25年以上と、長期的な維持管理コストを大幅に削減できます。 |
また、近年の塗料には、太陽光を反射し、屋根材の温度上昇を抑える遮熱塗料も存在します。
遮熱塗料は屋根材の熱による負荷を軽減し、屋根材自体の耐久性向上にも役立ちます。
初期費用だけで判断せず、次の塗装までの期間を考慮し、最も耐久性に優れている塗料を選択することが、屋根の寿命を延ばすための鍵です。
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屋根工事で失敗しないための業者選び

屋根工事で失敗しないためには、主に以下のようなポイントを抑えて業者を選ぶ必要があります。
- 屋根工事の実績が豊富か
- 現地調査や提案は丁寧に対応してくれるか
- 資格や免許は取得されているか
- 自社施工で対応しているか
詳しく解説します。
屋根工事の実績が豊富か
信頼できる業者を見極める上で、客観的かつ重要な指標は、その業者が持つ屋根工事の施工実績の豊富さです。
実績の豊富さは、過去に多くのお客様から選ばれ、信頼を得てきた証であると言えます。実績を確認する際は、特に以下の点をチェックしてください。
| 地域での実績 | お住まいの地域での施工実績がどれだけあるかを確認。地域特有の気候や建築事情に精通している証拠となります。 |
| 事例の具体性 | ホームページなどで公開されている事例が、具体的なビフォーアフター写真、使用した屋根材・塗料の名称、そして工事の費用まで詳細に記載されているかを確認します。 |
| 事例の種類 | スレート、瓦、金属など、ご自身の屋根材と同じ種類の工事実績が豊富にあるかを確認し、特定の屋根材に対する専門性があるかを判断します。 |
実績が豊富で具体的に公開している業者は、技術力に自信があり、施工品質が高い傾向にあります。
現地調査や提案は丁寧に対応してくれるか
優良な業者は、必ず契約前に丁寧で詳細な現地調査を実施し、その結果に基づいた適切な提案を行います。
この現地調査の対応こそが、その業者の姿勢や技術力を判断する重要なポイントとなります。具体的な対応のチェックポイントは以下の通りです。
| 屋根裏や下地の点検 | 屋根材の表面だけでなく、雨漏りの原因となる可能性のある屋根裏や軒天などの下地の状態まで確認しているか。 |
| 写真や動画を用いた説明 | 調査結果を口頭だけでなく、撮影した写真や動画を見せながら、屋根の劣化状況を分かりやすく説明してくれるか。 |
| 複数プランの提案 | 一つの工法や屋根材に限定するのではなく、「初期費用重視」「耐久性重視」など、お客様のニーズに合わせた複数のプランと見積もりを提示してくれるか。 |
現地調査をせずに、住宅の図面や写真だけで概算見積もりを出す業者は、手抜き工事を行う可能性が高いため、警戒が必要です。
資格や免許は取得されているか
屋根工事に関する専門的な資格や建設業の許可を持っている業者は、法律に基づいた技術力と信頼性を有している証拠です。
これらの資格の有無を確認することで、業者の信頼性を客観的に判断できます。とくに確認すべき資格・許可は以下の通りです。
| 建設業許可(屋根工事業) | 500万円以上の工事を行う場合に必須となる許可です。これを持っている業者は、経営面および技術面で一定の基準を満たしています。 |
| 瓦葺き技能士(瓦工事の場合) | 瓦の施工に関する専門的な技能資格です。 |
| 外装劣化診断士などの民間資格 | 屋根や外壁の劣化を正しく診断できる知識を持っている証明になります。 |
これらの資格や許可を積極的に公開している業者は、自社の技術力に自信と責任を持っていると言えます。
契約前に、これらの専門的な免許や資格の有無を必ず確認することが求められます。
自社施工で対応しているか
屋根工事の品質を担保し、費用を抑えるために、自社施工で対応している業者を選ぶことは重要です。
自社施工とは、営業、診断、施工、アフターフォローまでを一貫して自社の職人が行う体制を指します。自社施工の大きなメリットは、以下の点です。
| 中間マージンのカット | 下請け業者に依頼しないため、発注元と下請けの間で発生する中間マージン(費用)がカットされ、結果として費用が適正価格になります。 |
| 品質の均一化 | 営業担当者と現場の職人との間に情報のズレがなく、一貫した品質管理が可能です。 |
| 責任の所在の明確化 | 施工後のトラブルが発生した場合でも、自社が一括で責任を持つため、迅速で丁寧な対応が期待できます。 |
訪問販売や大手リフォーム会社の一部では、契約を取った後に下請けに丸投げするケースが多く、品質が不安定になりがちです。
信頼できる地元業者を選び、「実際に施工するのは自社の職人か」を明確に確認してください。
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屋根材の耐用年数を理解することは重要ですが、最も重要なのは、「今、ご自宅の屋根がどの程度劣化しているか」という現在の状態を正確に把握することです。
屋根の劣化は、紫外線や風雨の影響で気づかないうちに進行していることが多く、素人判断で放置すると大規模な雨漏りや下地の腐食に繋がり結果的に高額な修繕費が必要になります。
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